簡単に実践できる!美肌マッサージテクニック
健康的で美しい肌を保つためには、毎日のスキンケアだけではなく「血行の良い状態」を作ることも大切です。マッサージを取り入れることで血行を促進し、老廃物の排出を助けます。肌のトーンや弾力を改善することにもつながるため、今回は、誰でも簡単に実践できる美肌マッサージテクニックをご紹介します。
1. クレンジングマッサージ
まずは、クレンジングから始めましょう。メイクや汚れを落とすクレンジングは美肌の基本。クレンジングオイルやクリームを使って、以下のステップでマッサージを行います。このマッサージは汚れを浮かすイメージで行うことがポイントです。
- クレンジング剤を手のひらに取る:適量のクレンジング剤を手に取ります。
- 顔全体に広げる:両手を使ってクレンジング剤を顔全体に広げます。力を入れず、優しく塗り広げましょう。
- 円を描くようにマッサージ:指の腹を使って、小さな円を描くようにマッサージします。特にTゾーンやあごのラインなど、皮脂が多い部分は念入りに行いましょう。クレンジングのオイルがなじむ程度で。指の腹とお肌の表面が触れるか触れないかというくらいの状態でくるくるとローリングしていきます。
- リラックスして流す:ぬるま湯で丁寧に洗い流します。洗い流した後にはまだクレンジング剤や流しきれなかった汚れが肌の表面に残っています。洗顔フォームで洗顔後してから、タオルで押さえるようにして水分を吸い取ります。
2. フェイシャルマッサージ
クレンジングと洗顔が終わったら、フェイシャルマッサージに移ります。顔の筋肉をリラックスさせ、血行を促進しましょう。美容オイルやマッサージクリームを使うと滑りが良くなり、お肌に優しくできます。
- 額のマッサージ:指の腹を使って、額の中央からこめかみに向かってゆっくりとマッサージします。指の腹の第一関節から滑らせて第三間接まで大きく下から上に、下から上に。額の中央からこめかみの方向に少しずつずつ移動していきます。こめかみまで戻ったら、額の中央に戻りましょう。これを5回繰り返します。
- 目の周りのマッサージ:目の周りはデリケートなので、優しくマッサージします。目頭から目尻に向かって、眼球周りの骨のあたりを軽く押さえるようにマッサージします。こすらずに、押さえる、がポイントです。
- 頬のマッサージ:頬骨の下から耳の中央に向かって、折り曲げた指の第二関節のところを当てて押し上げるようにマッサージします。3秒ずつ数えながら耳の方に向かいましょう。耳まで到達したら、これで1回とカウントします。これも5回繰り返します。
- あごのマッサージ:上を向き、首の下を伸ばします。あごの中央から耳の下に向かって、指の腹で軽く押しあてていきます。ゆくりと、あごの下と首周りの筋肉の間に食い込むようなイメージです。痛くない程度に、首が疲れてきたら首をもとの位置に戻して少し休憩してもOKです。これも5回繰り返します。
3. リンパマッサージ
リンパの流れを改善することで、老廃物の排出が促進され、むくみが取れやすくなります。リンパマッサージは、首や顔のリンパ節を刺激して行います。「2. フェイシャルマッサージ」の後に実施すると効果的です。
- フェイスラインのマッサージ:フェイスラインに沿って、あごから耳の下に向かって指の腹で押し上げるようにマッサージします。これを5回繰り返します。
- 首のマッサージ:耳の下から鎖骨に向かって、両手の指を使って軽くゆらゆらとほぐします。その後、後頭部から鎖骨にかけて斜めに伸びている「胸鎖乳突筋」をつかむように上から下へほぐしていきます。特に頭に近い方はつかみにくい場合もあるでしょう。指の腹で太い筋肉を持つようなイメージでゆっくりと圧をかけてみてください。上から下に、5回繰り返します。(パソコン作業などで同じ姿勢が続きやすい人は、仕事の合間にこのマッサージだけを取り入れることもおすすめです。頭を支える筋肉なので、ほぐしてあげることで肩こりにも効果的とされています)
- 鎖骨上窩(サコツジョウカ)のマッサージ:鎖骨上窩は鎖骨の上の少しくぼんでいるところのリンパ節のこと。最終的に心臓から静脈へ流れ込む前のリンパ節のため、顔のむくみやたるみを解消したい場合に効果的な部分です。少し指の腹で圧を入れて痛みを感じる人は、リンパの流れが滞っている可能性大。顔から首へとリンパを流したら、鎖骨の上にも指の腹を押し当てて左右にゆさゆさと指の腹を動かします(こすらないよう)。左右、動かすときの痛みが和らいで来たら滞りがほぐれてきたサインです。
4. スカルプマッサージ
スカルプマッサージは、頭皮の血行を促進し、髪の健康にも良い影響を与えます。さらに、リラックス効果も高いので、ストレス解消にもなります。頭皮のコリもしっかりほぐしましょう。
- 指の腹を使う:両手の指の腹を使って、頭皮全体を軽く押さえながら円を描くようにマッサージします。これを2〜3分行います。
- 側頭部のマッサージ:側頭部(耳の上あたり)にてのひらの付け根をあてて両側から抑え込み、前後に動かしてマッサージします。これを1分程度行います。
- 頭頂部のマッサージ:頭頂部を指の腹で軽く押さえながら、円を描くようにマッサージします。これを1分程度行います。
5. ハンドマッサージ
意外かもしれませんが、実は手のマッサージにも美肌効果があります。手は常に使われる部分なので、ハンドマッサージで血行を促進し、手全体の疲れも取り除きましょう。ハンドクリームを塗ってからマッサージをすると、滑りもよくなり効果的。特にハンドクリームを使ったマッサージは眠る前がおすすめです。日中水仕事が多い人は是非夜の眠る前にやってみてくださいね。
- 手のひらのマッサージ:手のひらをもう片方の手の指の腹で円を描くようにマッサージします。これを2〜3分行います。
- 指のマッサージ:指一本ずつのマッサージをします。指の両サイドをもう片方の手の親指と人差し指で根元からつマム状態にします。根元から指先に向けて、軽く圧をかけながらシュッと引っ張っていきます。この根元から先端に向かってマッサージする動きを書く指で実施します。各指5回ずつが目安です。
- 手首のマッサージ:手首をもう一方の手の指で軽く押さえながら、円を描くようにマッサージします。これを1分程度行います。
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日々のスキンケアと合わせてマッサージを取り入れると、気持ちもお肌も明るくなります。一連の流れは夜の入浴から入浴後にかけてできるので、私はいつも夜の寝る前に取り入れることが多いです。朝シャワーを浴びる習慣のある人は、夜のメイク落としを兼ねて「1」と「2」から始めることもおすすめです。鎖骨のマッサージはデスクワーク中にも取り入れることができますよ。日中にできることもあるのでどのタイミングだと取り入れやすいか、色々と試してみてください。
特に近年は同じ姿勢でパソコンを触ったり、仕事をする人も多い時代です。流れが滞りやすい姿勢をたくさんしている人ほど、積極的にマッサージを取り入れましょう。ただし、いずれのマッサージも激しくこすったり抑えたりするのは禁物です。メラニン色素の活性化に伴うシミの増加や、皺(シワ)のもとにもなりかねません。オイルやクリームなどの助けもうまく活用しながら、ゆっくり無理せずにマッサージしてくださいね。
